From Germany 

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Gallery 19
ダグマさんのおうちです。
なんと、旦那様が仕事の後に少しずつ作り、3年がかりで建ててしまったんですって。

Gellery 13
ドイツで撮影したイネス&イリカです。

Gellery 14
イネス&イリカの両親です。

Gellery 15
ダグマさんの猫達です。

Gellery 16
シナモンのノルウェージャンです。
ダグマさんのお友達のお宅(cattery Braveheart)で出会いました。

Gellery 17
cattery Braveheartのほかの猫たちです。


Gellery 18
観光したときの写真です。


ドイツでは、ブリーダー・ダグマさんのお宅に泊めていただきました。

ドイツをひとり旅して最後の日にブリーダーさんを訪ねようと思っていたところ、

「是非、我が家に泊まってください」との有り難いお申し出がありました。

し・か・し・・・・・かなり悩みました。胃が痛くなるほど。

なぜなら、私の英語力は中学生1年生レベルでストップしているから。

メールのやりとりならば、辞書や翻訳ソフトを使い、長時間かければ何とかなるけれど、

1日中外国人と一緒にいて、果たして会話が成立するのだろうか・・・・・・・?

何人かの知人に相談したところ、

外国人は社交辞令なんて言わないから、好意を無にすべきではないとの意見。

そこで、必死で英語のテープを聞くなど付け焼き刃の勉強の後、私はドイツへと旅だったのでした。

でも、ダグマさんファミリーの温かい心遣いはそんな心配や不安をすっかり吹き飛ばしてくれました。

観光やショッピングに連れ出してくれただけでなく、

ダグマさんの仔猫のオーナーさん宅、ダグマさんの友達ブリーダーさん宅、

ダグマさんの職場、ダグマさんの檀那様の妹さん宅などにも連れて行っていただき、

たくさんの方々にお会いすることができました。

こんなにたくさんの笑顔に出会えた旅は今まで経験したことがありません。

時々、お互いに辞書を引きながらの会話でしたが、

ドイツのペット事情、教育・就職システム、猫のブリーダー界事情、猫の繁殖に関する様々なことなど

さまざまなことを知ることができました。

例えば、ドイツのペットショップでは犬・猫の生体販売をしていないこと、

ブリーダーは生後8週令未満の犬、生後12週令未満の猫は販売してはいけないこと、

猫の場合は、キャットクラブに健康診断書を提出しないと血統書が発行されないこと、

犬を飼うと税金がかかることなどなど。

日本と違うところはたくさんあってあげきれないのですが、

総じて、女性(特に子供のいる女性)、子供、お年寄り、動物など

弱い立場にある者を社会全体が守ろうとするシステムが構築されているという印象を受けました。

私の英語力では、正確に全てを理解できたわけではないと思うのですが・・・・

そして、ダグマさんは私の理想とするブリーダー像に限りなく近い方でした。

猫の病気や遺伝に関する勉強を熱心にされていますし、

猫の性格のよさと健康を非常に重視してブリードをされています。

また、スタンダードの理解の上に自分の理想とするノルウェージャン像を持ち

積極的にキャットショーにも参加されていらっしゃいます。

何より、ダグマさんは猫を通じて生まれたコミュニケーションを

とても大切にされていると感じました。

毎日のように、仔猫のオーナーさんが訪ねてきたり、電話をかけてきたりするんですよ。

そして、ダグマさんは本当に楽しそうに応対していて、その姿が素敵だなあと思いました。

私に関しても、猫を通じて日本人の友達ができたことを

心から喜んでくださっている様子。

私が持っていった折り紙、抹茶セットなどにも、ご家族の皆さんが興味を持ってくださって

私としても嬉しい限りでした。

(いつか、ダグマさんたちに歌舞伎を観せたいなあ・・・・・・・)

ただ、日本語はなぜ、漢字、ひらがな、かたかなの3種類もの文字があるのか、と

質問されたときには、説明に苦労しましたが・・・・・・。

猫好きが高じてドイツに行ってしまった私ですが、

今回の旅は、本当にいい経験・勉強になり、素晴らしい想い出がたくさんできました。

たぶん、私はこの旅を一生忘れることはないでしょう。

ドイツの想い出と、イネス&イリカは私の宝物です。

(もちろん、私の他の猫たちも私の宝物ですよ!)


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